杖と剣のウィストリア

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TVアニメ「杖と剣のウィストリア」AnimeJapan2024スペシャルステージ イベントレポート

原作ライトノベルがシリーズ累計1,500万部を突破している大ヒット作『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の大森藤ノが贈る杖と剣のハイファンタジー・アクション『杖と剣のウィストリア』。
3月24日(日)に、東京ビッグサイトで開催されたAnimeJapan 2024にて、TVアニメ「杖と剣のウィストリア」AnimeJapan2024スペシャルステージが行われ、天﨑滉平さん(ウィル・セルフォルト役)、関根明良さん(エルファリア・アルヴィス・セルフォルト役)、天野聡美さん(コレット・ロワール役)、水中雅章さん(シオン・アルスター役)ら4名のメインキャストが登壇。7月より始まる本作の見どころをたっぷりと紹介した。

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ステージが始まると、タイトルの「ウィストリア」にちなみ、キャスト全員が「うぃす~!」と挨拶をしながら登場。まずは、「10分でわかる『杖と剣のウィストリア』」と題し、本作の世界観の紹介を行うコーナーからスタートする。

魔法絶対至上主義の世界で、学院でただ一人、魔法を使うことができない落ちこぼれの主人公・ウィルが、最強の魔法使いである「至高の五杖(マギア・ヴェンデ)」を目指す冒険譚が描かれていくストーリー。ウィルを演じる天﨑さんは、本作について「わかりやすい世界観」だと答え、「現実にはない世界観ではあるのですが、馴染みやすい設定が多い。魔法を使えないウィルという異質な存在が、本作ならではの個性なのかなと思います。」とコメント。そして作中の重要なキーワードとして「至高の五杖(マギア・ヴェンデ)」に注目してほしいと語る。

続いて、キャスト陣より、それぞれが演じる登場キャラクターを紹介する。天﨑さんはウィルについて、「魔法が使えないため、クラスメイトからも無能者呼ばわりされてしまうほどの落ちこぼれです。ただ、彼は彼なりに色々な努力をしており、幼き日に交わした大事な約束のために頑張っている主人公です。」と語る。関根さんはヒロインのエルファリアについて、「最年少で「至高の五杖(マギア・ヴェンデ)」になったというすごい女の子。詳しくは言えないのですが、皆とは違って普段は塔の上にいるんです。ウィルとの関係性にも注目してほしいです。」と謎の多いキャラクターを紹介。天野さんは、もう1人のヒロインであるコレットについて、「貴族の出身で成績も優秀。ウィルにとっては、数少ない友達です。魔法が使えないウィルの横に常にいて、魔法で助けたりするのですが、たぶんウィルのことが気になっているんじゃないのかな……。見た目は可愛らしいのですが、魔法は意外とパワータイプのようです。」とコメント。水中さんは、ウィルのライバルであるシオンについて「ウィルを目の敵にしています。炎の魔法を使う優等生です。ある日、ダンジョンでウィルの実力を目の当たりにしてから、彼の中に葛藤が生まれていきます。最初の第一印象から少しずつ変化していくキャラクターなので、そこにも注目してほしいです。」と魅力を語った。

 

続いて、本作の見どころを紹介する「『杖と剣のウィストリア』推しドコロ」で、さらに作品を詳しく解説する。1つ目の推しドコロとして、まずは「魅力的なスタッフ陣」が挙げられる。原作は『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか』の大森藤ノ、コミックスは 初連載にして累計50万部を打ち出した青井 聖、監督は アニメ『チェンソーマン』のアクションディレクターを担当した𠮷原達矢など、豪華スタッフが集結したプロジェクトとなっている。先日公開されたPV映像についても、その完成度の高さにキャスト陣も驚き、「アクションがすごい!」「想像を遥かに超えている映像」と戦闘シーンの見応えを絶賛し、「音楽も素晴らしい」、「キャラクターがとにかく可愛いので、どのキャラもきっと好きになってもらえる。」と映像を観た感想が飛び出た。

 

 

続いての推しドコロとして、「物語のスゴさを識る為に覚えて帰って欲しい『3つの謎』」として、作中の注目ポイントを紹介する。1つ目は「ウィルたちの居る世界」について。天﨑さんは、「魔法絶対至上主義の世界で、ウィルがいるということは、魔法が使えない人たちも中にはいるのかな……?」と推測。また、塔の中にいるエルファリアについても「“塔”って何だろうなと思います。」と関根さんが疑問を投げかける。「幼なじみということは、塔にいなかった時期もあるのかな……?」と天野さんがコメントし、謎はますます深まるばかり。2つ目は「ウィルとエルファリアの過去」について。魔法が使えるエルファリアに対して、ウィルは剣が強いキャラクター。「タイトルの意味にも繋がってくるのですが、なぜ彼がそんなに強いのかが気になります。」と天﨑さんがコメントを残す。3つ目は、作品の魅力の一つでもある「ウィルの異端児っぷり」について。天﨑さんは「本当にピュアな人物で、「至高の五杖(マギア・ヴェンデ)」に向かって真っ直ぐ一途に頑張っていくという想いがある。学園の中では異端児という立場です。」と解説。さらに、ウィルだけでなく、「まだまだ魅力的なキャラクターがたくさん出てきます。緻密に作られていて、奥行きが深い作品です。」と締めくくった。

 

ステージではこのほか、初出しとなる最新情報も発表となり、豪華な追加キャスト陣が解禁となった。ユリウス・レインバーグ役に柿原徹也さん、リアーナ・オーウェンザウス役にLynnさん、イグノール・リンドール役に河西健吾さんの参加が決定。さらに、本作のメインビジュアルが公開されると、集まった会場のファンより、大きな拍手が沸き起こった。

 

最新情報の解禁に大盛り上がりとなった本ステージ。最後に、キャスト陣一人一人よりファンへのメッセージが贈られ、イベントは幕を閉じた。

 

天﨑さん「原作が素晴らしく、絵も綺麗で、物語も緻密に作られています。物語の世界観に入り込んでいき、どんどん先を知りたくなっていきます。TVアニメも変わらず高い熱量を持ち、錚々たるスタッフの皆さんが愛を持って作り上げています。今後の最新情報や、公開中のPVを何度でも観て想像しながら、7月の放送を楽しみに待っていただけたらと思います。」

 

関根さん「魔法学院ということで、色々なキャラクターが出てきます。どのキャラクターも個性的で魅力があります。繊細な物語があり、熱い想いを皆が持っている作品だと思います。ウィルとエルファリアの関係も楽しみにしていてください。」

 

天野さん「原作コミックを拝見して、とにかく繊細で深いストーリーが大好きです。アニメでも、その壮大な世界観が繊細に作られています。演技でそれをさらに押し上げていけるように頑張ります。」

 

水中さん「アフレコが始まっていますが、熱量がとても高く、PV映像の通り、疾走感や臨場感が伝わるアニメになるのかなと感じています。放送を楽しみにしていてください。」

 

なお、本イベントの映像は、ABEMA、およびニコニコ生放送にて期間限定で配信中!

▶ABEMA(2024年3月30日まで)

https://abema.tv/channels/animejapan-blue/slots/8trjWT8B1v1avB

▶ニコニコ生放送(2024年9月22日まで)

https://live.nicovideo.jp/watch/lv344507029